中古ノートPCの選び方

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2020年1月14日を持ってWindows7のサポートが終了しました。

その事が関係してなのか去年より、確実に安く高性能な中古ノートパソコンが手に入るようになってきているので選び方を教えます。

この記事は中古ノートをWindows10にして再利用しようとしてる方にオススメする内容となっております。

購入するにあたって気にする点はそれほど多くありません。
後になってあの時調べておけばよかったと後悔する前に事前に仕様を調べて交換や増設等を行う際に手間取らないように理解しておきましょう。

一例を紹介します
Googleにて『中古ノート i7』で検索すると1万5千前後で数点候補が出てきました。
パソコン名はHPのEliteBook 2570p、CPUは『Core i7 3520M』で搭載メモリは4GBです。

CPUについての注意点

Core i7だとかi3だとか、その点だけで選んでいませんか?
i7と言っても昔に発売されたi7があれば今年発売されたi7のCPUがある訳で当然そこには性能の差が発生します

先ほどのEliteBookに搭載されているCPUは『Core i7 3520M』、仕様を検索すると2コア4スレッドでした。

Intel Coreの3000シリーズは発表時期が2012年なので大体2012~13年頃に発売したパソコンだという事がこれだけでわかります。

i3~7の3000シリーズが12~13年頃ならi3~7の2000シリーズは11~12年、中には第一世代であるi3~7の1000以下のCPUも発見されるかもしれません。
少なくとも以下のCPU発売年度早見表から+1年程度がそのパソコンの発売時期ということもわかったりします。

発売年度プロセッサーシリーズ対応ソケット
2011i3~i72000rPGA988B
2011Celeron700~800rPGA988B
2012~2013i3~i73000rPGA988B
2012~2013Celeron1000rPGA988B
2013~2014i3~i74000rPGA946B

2011年発売のCPUを搭載したノートパソコンは基本的に認識できる最大メモリが8GBなので2000シリーズを購入検討から除外したり、3000シリーズのi3をi7に交換交換する時に『対応ソケットがrPGA988Bだから交換出来るな。』など考えることもできるわけです

ここでPassmarkというサイトを紹介します。

i7 3520M Passmark』で検索するとこのCPUの性能がスコアとして可視化されています。
このCPUのPassmarkスコアは4550でした。※日々スコアが更新されているので変動します。

価格コムで2020年1月上旬現在、発売中のほぼ同程度の性能のCPUはCore i3-3240、Pentiumだと少し性能が上ですがG4560に近いです

次に比較するために適当に2万越えの中古i7搭載ノートPCが検索画面に出てきたので選択しました。

品名は『EliteBook 8470w』で搭載されているCPUは『Core i7 3630QM』、仕様を検索すると4コア8スレッドです。
再度Passmarkで検索をかけるとこのCPUのPassmarkスコアは7582でした。
同じく近い性能はi3-9100T、Ryzenの1300Xがありました。

i7の中にも2コアの物があれば4コアの物もあります。コア数によってかなり性能差が発生してくるので注意しましょう。値段が高い分性能は違います。価格が低いノートPCには訳があるのです。

また、殆どのノート用i7のCPUは末字のMかQMかで2コアなのか4コアなのか確認する事もできます。

 

因みにですが昔のCore 2 Duo時代のCPUは大体2000ぐらいのスコアです。高ければ高いほどよく、ノートパソコンで動画やExcelを使うぐらいのライトユーザーなら実際のところ3000ぐらいスコアが現在でもあれば全く問題ないです。

用途は限られますがノートPCをサーバーにしたり、ノートPCで仮想OSを実行したりする方は4コアのi7の方が助かるかと思います。

メモリについての注意点

中古ノートPCを購入する際に4GBしか付いてない物があります。
2GBx2の合計4GBで増設をする時に8GBにしたかったのに入っているのが2GBx2だったから増設後に6GBになったという事もあり得ます。

8GBのものなら4GBx2枚なのか8GBを1枚なのかも確認する必要も出てくるでしょう

Windows10の64Bit版になると時にOSだけで何もしなくとも3GB使っているのでメモリが最低8GBないと快適な動作を望めない事が出てきます。
中古ノートを買う方ならChromeなどの平気で1GB消費するソフトを使っていると動作が重く感じ増設を考える事も出てくるでしょうから確認しておきましょう。

以下の画像は起動して何もせずに10分程度放置した後の物です。起動直後から増えることも減ることもせず、64Bitでは3.4GBを常に消費していました。

32bitだと上限が設定されているので4GB一枚でも構いません。

中古ノートを増設する場合、大体の場合はDDR3という1世代前の規格のノートパソコン用メモリが必要になってくるので購入する際はDDR4なのかDDR3なのか注意が必要になってきます。

基本的にはメモリに貼ってあるシールを見ればどちらなのかわかります。1つ目がDDR3で2つ目はDDR4です。シールがない場合でも切り欠き位置で確認することも可能です

 

また中古ノートパソコンの製造年月日によっては認識できる最大メモリ上限が8GBの物もあり、その場合増設するために購入したメモリが無駄になることもあるので確認しておきましょう。

HDDなのかSSDなのか

どんなに高スペックなパソコンでもHDDだと遅く感じます。
逆にそこそこなスペックのパソコンでもSSDなら早く感じるはずです。

HDDだと電源ボタンを押してから使えるようになるのに1分掛かるのが当たり前であってもSSDに交換したら20秒も掛からなくなったなど速度の違いを体感できるでしょう。

HDDの場合は100MB/sを下回ることは普通の事

SSDの場合は450MB/s以上

SSDのRead/Writeが当然450MB/s以下のものもありますがHHDとSSDを比べるとパソコンの起動時間やソフトの起動時間等々を3分の一以下にすることが可能です

 

CPUの交換をする予定があるかどうか

CPUの交換をする予定が一ミリでもある方は中古ノート購入する前にCPUが取り外せるノートPCなのか事前に確認しておいた方がいいでしょう。
『購入した中古ノート型番 CPU交換』や『購入した中古ノート型番 分解』等で検索すれば確認できるはずです
全てのCPUが取り外せるわけではなく、例えば上記で取り上げた『Core i7 3520M』と『Core i7 3630QM』は同じ3000シリーズですが3520Mの対応ソケットはFCPGA988, FCBGA1023と記載されており2パターン存在することが分かりました。次に3630QMですが対応ソケットの記述はFCPGA988のみです
ソケットタイプが同じなら基本的には交換が可能なので購入する前に確認しておきましょう。

対応ソケットにBGAと付くものは半田付けされたCPUを取り外すことのできないソケットの事でPGAと付くものは逆に取り外すことができるソケットになっています。

ジャンク等で先にCPU等の部品だけ手に入れた場合、対応する部品に合わせて購入しましょう